前回の記事で「ベジタリアン、ヴィーガンの栄養学・動物の福祉について」の
「ベジタリアン、ヴィーガンの栄養学」について書きましたので、
今回は、「動物の福祉について」記事にしたいと思います。
以前の記事にも、「ヴィーガン」になる理由は様々だと書きましたが、
その理由は、自分の健康のため、宗教上、動物のためなどありますが、
私は、動物が大好きだと理由からです。
人間と同じように豊かな感情を持った動物たちが、悲しい思い、苦しい思い、辛い思い、痛い思いをするのが耐えられないからです。
そのきっかけと言うのは、「犬猫の保健所での殺処分」の実情を知ったことでした。
子供の頃から、保健所に捕獲された犬猫は殺されてしまう…ということは知っていましたが、
それは、捕獲した野犬や野良猫をやむを得なく「安楽死」しているものだと思っていました。
(これが事実でも悲しいことですが…)
でも、その想像とは遙かに違い、ただ迷子になってしまったわんこたち、飼い主が飼えなくなったと連れて来られたわんにゃんたちが、安楽死ではなく、炭酸ガスによる窒息死で、とても苦しみながら死んでいくということを知ってから、
いてもたってもいられず、保健所からのわんにゃんたちの保護と里親探しのボランティアをしていました。
その活動をきっかけに、他の動物たち、畜産動物、毛皮にされる動物、動物実験、人間の娯楽のための動物(サーカス、競馬、動物園、水族館など)などの現実を知ることになり、動物たちの犠牲を伴わないライフスタイルの「ヴィーガン」を選びました。
今回の「動物福祉について」のお話をされたアニマルライツセンターの方も、私と同じように、「毛皮、畜産動物、お肉の作られ方、などの実情を知って、驚愕した」とお話されていました。
畜産動物
鶏について
畜産動物については、牛や豚、鶏など、動物福祉の観点から見ると、たくさんの課題があると思いますが、特に鶏の扱い方が酷いというお話でした。
スーパーで売られているお肉
ヴィーガンとなった今では、お肉売場にも行けないですし、お肉を使った料理番組も観れなくなりました😥
お肉が好きな方は、そのお肉の塊から、生きていた牛や豚や鶏を想像することはないと思いますが、それは「スーパーに並べられるまでの過程を知らない」からなんじゃないかとお話されました。
動物の餌になる大豆が、森林を破壊する
世界の大豆生産の約75%が畜産動物や養殖されている水生動物たちの飼料となり、人間が食べている豆腐などの大豆製品は約25%しかないという。
この大豆を栽培するために森林が伐採されているということで、畜産動物の問題が、地球環境にも影響を及ぼしている一つだと思います。
毛皮について
次に、毛皮については、きつねやミンクだけでなく犬までも「生きたまま皮を剥がれる」という衝撃的な事実がネットなどで伝えられるようになり、若い方や芸能人の方は、「リアルファー」ではなく「フェイクファー」や「エコファー」と呼ばれるものを着る方が多くなりました。
今現在は、こういう情報を知らないご高齢の方などが、毛皮産業のターゲットに変わってきているとお話されていました。
人間の娯楽に利用される動物たち
サーカス
ネットニュースなどで、サーカスで使用されている動物たちへの虐待が問題になることもありますが、今回、実際にバイトで訪れたサーカスのバックヤードでのお話をお聞きましたが、
野生動物を調教すること自体が、不自然なことだと…
世界各国や米国のカリフォルニア州やニュージャージー州などでは、野生動物の使用が法律で禁止されています。
水族館
水族館にいるイルカたちは、どこから入手するのでしょうか?
何故、芸をするのでしょうか?
イルカが好きで、水族館に行かれる方も多いと思いますが、私はテレビなどで餌をもらうために一生懸命に芸をしているイルカの姿を見ると、胸が苦しくなります😥
近くに水族館がありますが、一度も行ったことがありません。
水族館にいるイルカたちは、野生のイルカたちより寿命が遙かに短いのはどうしてでしょうか?
ちなみに、野生のイルカの寿命は30年、水族館のイルカたちの平均寿命は4年だそうです。
まとめ
私が、今回アニマルライツセンターの方からお話を伺って印象に残ったことは、「こういった動物福祉(アニマルウェルフェア)や動物の権利(アニマルライツ)の話などは、知らない方や興味がない方が多い。
人それぞれ考え方や感情が違うから、ご自身自ら興味を持ってもらうことが大切なので、
そのきっかけ作りになればいいなと思う。」とお話されました🙂
こういう動物の記事では、過激な画像などを使用する方もいらっしゃいますが、
(画像だと伝わりやすいという理由だと思いますが、敬遠され逆効果な場合もあると思うので)
私自身がそういう画像を見ると胸が苦しくなってしまうので、使用しません。
そういう私も、動物のこととなると、つい熱く語ってしまいがちですが、今回の記事が動物たちのことを考えるきっかけとなれたら嬉しいです💕
最後まで読んでくださって、ありがとうございました😊
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